式包丁之儀 「戦場の鯉」 生間流(いかまりゅう)式包丁の由来 清和天皇の貞観元(859)年に式制が定められ、藤原中納言政朝公が勅命を奉じて『式包丁』の儀式を定められた。 食材に手を触れずに「刀包丁」と「まなばし」を使ってさばくのが特徴。 甲冑や直垂(ひたたれ)姿で五穀豊穣(ほうじょう)を祈る「戦場の鯉」などの演目を披露。包丁を華麗に操ってコイをさばいていった。 式包丁とは、 烏帽子、袴、狩衣姿で、まな板の上の魚や鳥に直接手を触れずに包丁を使って料理し、めでたい形に盛りつける技